デザインの良し悪しを判断する基準

どうも!二進でデザインを担当している澤井です。(4回目)

さてさて、また担当の金曜日がやってきたワケですが、

案の定、真っ白な画面にこうして文章を書きながら、

並行して本日のテーマを考えています。準備、苦手。
タイミング的には「ポケモンGO」について、なんでしょうが、

僕の携帯端末は、いまや日本ではあまり見かけないレアポケモン、

ではなく、レア携帯『BlackBerry』。

もちろん、「ポケモンGO」アプリのダウンロードができるはずもなく。。

で、相も変わらず「今日は何書こうかしらん」っとネタがなくて、

まだ3回ですが、これまでの原稿を振り返ってみたところ、
第1回:プロとしてお金をもらうデザインってなんだ?の話

第2回:クリエイティブは「論理」と「直感」の間から生まれるという話

第3回:語れる(説明できる)デザインをしようって話
てな感じでした。うん、真面目。すごく真面目だ。

これまでの3回を読み返して感じたのは、

かなり概念的な話ばかりなので、わかりにくいなぁ、ということ。

あと、作り手(デザイナー目線)だなぁ、ということ。
よし、第4回はちょっと具体的なテーマにしようってんで、

お客さん(クライアント目線)の立場で、

「お金払ってデザインを発注する価値」について、書こうと思います。
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さて、もし自分がデザインを発注する側の人間だとして、

お金を払って外部のデザイナーに仕事を依頼する理由を考えてみましょう。

作ってもらうモノ(名刺、会社案内、営業チラシなど)によって

目的は違うと思いますが、今回は身近なテーマとして

「自社の商品をもっと売るためのチラシ」と仮定してみます。

さて、まずは打合せですね。
・うちの商品はこれこれ、こんな特徴があります

・価格は○○円です。

・顧客層はだいたい20代の女性が多いですね

・今回、商品の新しい機能として○○○が追加されたんです

・だから、今までの20代はもちろん、30代の女性にも喜んでもらえるハズ

・なので、今回のチラシでは30代の女性に向けたものにしたい

・デザインは高級感があって、30代女性が欲しいと感じそうなもので

 

 

なんて、商品の良さや伝えたいポイントの話をするでしょう。

で、後日、デザイナーがデザイン案を持って訪れました。

デ「前回の打合せを踏まえてデザイン考えてみました!しかも3案!」

テーブルに並ぶ3つのチラシ案。

どれも、フォントやテイストは違いますが、高級感があって、いい感じ。

中でも、A案とB案は商品のイメージとも合っている気がします。
デ「A案は○○を訴求して、B案は○○なイメージで、、、、」

デザイナーは説明してくれます。前回のブログの内容通りです。

ふむふむ。

で、結局どれが一番売れるんですか?
デ「、、、、、、、、、」

 

 

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依頼主として、デザイナーにお願いしたデザインの内容は

「新商品を新しいターゲットである30代の女性に響くもの」であり、

デザイナーはそれに応えるデザインを提案してくれました。

ただ、最終目的は「商品がいっぱい売れて儲けること」でもあります。

 
で、デザイナーに「結局どれが一番売れるの?」と聞いたわけですが、

それに対してデザイナーは答えられるのでしょうか?

いくら商品の特徴やターゲットのニーズを捉え、

綺麗なデザインレイアウトができる優秀なデザイナーであっても、

「このデザインで売れるの?」に対して「売れます!」と

自信を持って答えらえるデザイナーは少ないでしょう。

なぜなら、そこにはデザインの裏付け=マーケティング的な思考と理論が

必要になってくるからです。

 
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いわゆるデザイン制作の事務所や個人デザイナーに仕事をお願いし、

発注者として満足のいくチラシが完成した。

しかし、チラシを配布してみたところ、商品は一つも売れなかった。

結果として、チラシのデザインは無意味だった=お願いして損した、になってしまった。

 
これ、誰に責任があるのでしょう。発注者?デザイナー?

デザイナーは、「商品が売れる」ことにまで責任を負えるのでしょうか?

とても難しい問題ですが、実際に起こりうるケースだと思いませんか。

 

 

でも大丈夫。

ただのグラフィックデザイン制作会社ではない

各クリエイティブ分野のプロが集まる二進には、

「商品が売れる為のデザイン」をご提案できるノウハウがあります。

え、どうやってっ??

詳しくは、一度お問い合わせください。笑