どうも!二進でデザインを担当している澤井です。(7回目)
さて、またまた前回が中途半端なところで終わってしまったので、
今回はその続きを書きたいと思います!(よし…ネタがあるぞっと)
ただ、今回も途中までになると思います。
いや、ワザとではなく、いまお盆じゃないですか。
しかも、オリンピックもあって、見ないといけないじゃないですか。
ブログなんか、書いてる場合じゃないでしょ、、、(自分に甘い)
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ではさっそく、簡単に前回のおさらいから~。
まずはランチェスター戦略を語る前に、その基礎になる2つの法則を見てみましょう、
ってなことをお話していました。
第一法則 一騎打ちの法則 「戦闘力=武器効率(質)×兵力数(量)」
第二法則 集団効果の法則 「戦闘力=武器効率(質)×兵力数(量)の二乗」
で、それぞれの結論としては、
第一法則のざっくり結論
『1対1の体当たり接近戦では兵力数に違いがあっても、戦死者(損害)の割合は同じ』
第二法則のざっくり結論
『1対複数で戦えるような武器を使った広域戦では、戦力の強い方が断然有利』
ここから考えられるのが…
「兵力数(量)が少ない劣勢な軍」の場合は、
第一法則をもとに
①射程距離の短い1対1で戦える武器を使って
②できるだけ敵に近づいて一騎打ちを行う
③そのために、接近した一騎打ち戦がしやすいような、身を隠しやすい戦場を選ぶ
ことで、損害の出方が優勢な軍と同数になって、
第二法則で戦うよりも、効果的な戦いができる可能性があります。
「兵力数(量)が多い優勢な軍」の場合は、
第二法則をもとに
①射程距離の長くて複数の相手を狙える武器を使って
②できるだけ敵と離れて戦う
③そのために、広くて見通しの良い戦場を選ぶ
ことで、損害の出方が少なくなり、戦いを有利に進められます。
で、これをビジネスに置き換えて考えてみるワケですが。
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ここから導きだされるのが、ランチェスター戦略の基本原理である
「第一法則に基づく弱者の戦略」と
「第二法則に基づく強者の戦略」です。
一般社会のビジネスでは、ざっくり言うと
大きな会社=強者、小さな会社=弱者と呼ばれると思います。
しかし、ランチェスター戦略を考える上では、この定義は当てはまりません。
ランチェスター戦略では、
強者とは、競合局面において勝っている市場占有率1位の企業
弱者とは、競合局面において負けている市場占有率1位以外の全ての企業
を指します。
つまり、競合局面におけるシェアがポイントになるのです。競合局面とは、
①地域(どこの)②顧客(誰に)③商品(何を)④どうやって(流通)の
切り口を指します。例えば…
①人口3万人の町のラーメン店でシェア1位(地域)
②20代の男性に対する売上はシェア1位(顧客)
③飲料品のなかでもビールではシェア1位(商品)
④数ある販売チャネルのなかで、卸売りならシェア1位(流通)
といった具合に、企業規模の大小ではありません。
小さな会社なら全て弱者!というワケではなく、
小さくても日本一の強者の会社もあれば、
上場している大企業でも弱者の場合もあるっという感じです。
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この戦略をもとにするならば、弱者(多くの場合中小企業)は、
企業規模を大きくすることを考えるのではなく、
「どこの、誰に、何を、どうやって」売るかという競合局面で、
シェア1位を目指すべきだと考えられます。
では、具体的にどうすればいいの?の基本戦略が、下記の図になります。
っと、今日はここまで~。