ランチェスター戦略とデザイン その5

どうも!二進でデザインを担当している澤井です。(11回目)

右投げ右打ちのMac派です。タイピングはけっこう早いと自負しています。

NISINは9月もドローン撮影にいそしんでいます。

そうです、行楽シーズンなのです!

イベントや行事も増えてくる季節ですね~。

ドローンに限らず、映像や写真どうしよっかな~と思ったら、

ぜひ私たちNISINにご相談くださいね。

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はてさて。

前回の終わりにマーケティングとデザインの話に戻ると言っていましたが、

何の話をしていたのか、続きって何書けばいいんだっけか?汗

状況だったので、自分のおさらいも兼ねて過去のブログ読み返しました。

もう何度も書いていますが、、、、「売れるデザイン」を考えるためには

①地域(どこの)②顧客(誰に)③商品(何を)④どうやって(流通)

どこでもいいので、圧倒的に強い「No.1を目指すこと」が

小さな会社が市場で負けない、ビジネス成功のポイントである。

で、意図的に、何で勝負するかを決め、どこでNO.1になるのかを決める。

これが「目標」になる。

「目標」が決まると、「どんな広告(デザイン)を打つべきか」がはっきりしてくる。

これだけで、ただ漠然と「なんかイケてそう、ウチらしいデザイン」から

一歩進んだ「売れるデザイン」に近づく。

という内容でした。で、その続きとして一歩踏み込んだ具体的な内容として

・小さな会社がNO.1を作っていく5つの具体的方法

・その為に必要なデザイン(ツール)の考え方

について考えていこう!って、感じでしたね。

(あっぶね~忘れてたし、全然考えてなかったぜ。金曜担当ピンチ!)

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ということで本日のテーマは、デザインを考えるベースにもなる

「小さな会社がNO.1を作っていく5つの具体的方法」

について、1つずつひも解いていこうと思います。

まだまだデザインやクリエイティブを語るまで時間がかかりそうだ。。

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はい、またまたこの図です。

途中でシェア率の話や映画の雑談なんかをはさんでしまったので、

なんのこっちゃ?になってしまっているかもしれませんが、

「小さな会社の売れるデザイン」を考える基礎がここにあります。

「小さな会社がNO.1を作っていく5つの具体的方法」

①局地戦で戦う

②一騎打ちに持ち込む

③接近戦を行う

④一点集中主義に徹する

⑤陽動作戦を展開する

ざっと要約すると、この5項目に集約されると思います。

この5項目をマーケティング視点で捉えて戦略を練ったうえで、

「適切な広告媒体とデザイン(内容)」を考える必要があります。

では、ひとつずつ見て行くとしましょう~。

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①局地戦で戦う

弱者の基本戦略はあくまで「差別化」。武器効率(質)を高める戦略です。

その視点から考えても、シェアNo.1ではない小さな会社は

「広い地域やマーケットで戦うべきではなく、

自社がNo.1になれそうな地域までエリアを細分化して絞り込み

競合よりも多い攻撃量でもって攻め続けるべし」ということです。

まず、ひとつの絞り込んだエリア、たとえば大阪市北区で1位を目指し、

次に大阪市で1位、そして大阪府で1位、関西で1位というように、

一歩一歩勝てるエリアを広げていくのです。

そうすることで、競合に負けない会社、

大阪市の○○○といえばあの会社!を目指していきます。

②一騎打ちに持ち込む

強者が確率戦でくるのに対し、小さい会社がとりべき戦略は「一騎打ち」。

あれもこれも、、、と手を出すのではなく、ひとつに絞り込んでとことんやる。

一騎打ちになれば、強者も弱者も同格になって、勝てるチャンスが生まれます。

具体的には、①地域(どこの)②顧客(誰に)③商品(何を)の

3つの視点で一騎打ちに挑みます。

①地域(どこの)に関しては、

狭く細分化したエリアで、強者の死角で「一騎打ち」すること。

局地戦と一緒です。

②顧客(誰に)に関しては、

得意先や仕入先の競合が少ない相手クライアントに「一騎打ち」。

例えば、自社のビジネスに必要な材料を、

10社から仕入れている会社と2社から仕入れている会社なら、

迷うことなく後者に対して攻めるべきです。

③商品(何を)に関しては、

はじめからフルラインナップを揃えない(揃える必要がない)こと。

例えば、100種類のお弁当よりも、天丼に絞る。

さらに、天丼に絞ったうえで、徐々に○○天丼をふやし、

さらに丼ぶり専門へとバリエーションを広げていく、という考えです。

強者の製品ラインのなかの1つに的を絞り「一騎打ち」を仕掛けるのです。

その際、強者の弱点や盲点を狙うと、成果が出やすそうでしょ?

③接近戦を行う

次に考えるべきは、効果的な広告&販売の方法です。

大手の会社=強者は、大げさにいえば、

全日本人に対してテレビCMでばんばん営業します。

でも、小さな会社はそんなことしても意味がありません。

というか、出来ませんよね。そこで大切なのが「接近戦」です。

「間接販売より直接販売を行うこと。

不特定多数に一過性の商品・サービスを販売するのではなく、

自分をひいきにしてくれるお客様、顔のわかる相手に向けて、

継続性のある商品やサービスを販売するべし」です。

一騎打ちでどう広告をうつのか、、、

そう、ベタに言えばエリアを極力しぼったうえで、

訪問販売でチラシを配ること、DMを集中して打つ、などが考えられますね。

心理学的にも、接触頻度と好感度は比例するといわれています。

近所のひとに、毎朝元気に「おはよう!」を言い続けていると、

「あの人なんか、ええ感じの人やな!」と近所でウワサになったり。

同じ仕事を発注している業者でも、

毎週用事もなく顔を出しに来てくれる相手と、

半年に1度、仕事ないですか~とやって来る相手を比べると

そりゃ前者の方が、なんか信頼できるし、頼みやすいですよね。

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はい、1~3を自分の会社に当てはめて考えてみてください。

なんとなく、ぼんやりと営業の方法やデザインの方向性が見えてきませんか?

ですが、何かが欠けている気もしますよね、、そうなんです!

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ここまでの①②③は営業戦略を考える上でとても重要ですが、

さらに重要なのが④の一点集中主義なんです。

この④をこのまま書こうと思うと、ちょっと長くなりそうなので、

残念ながら今日はここまで(力尽きた、、、)

来週は④一点集中主義に徹する ⑤陽動作戦を展開するについて、

その内容を紐解いていきたいと思いま~す。

ではでは!