ランチェスター戦略とデザイン その6

どうも!二進でデザインを担当している澤井です。(12回目)

そろそろシルバーウィークですね。

今年はかなり飛び石な休みなので、遠出される方は少ないかもしれませんね。

僕は久々に三連休を取れそうなので、どっか行こうと考えてます。

カメラマンの杉谷さんが広島に行ってるみたいなので、

広島もいいなあ、ええなあと思ってます。

昔、学生時代に一人旅で1回行っただけなんですよね、広島。

うん、広島行ってみようかな。カープ優勝したし。

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さって、ではもはや恒例となった前回のおさらいコーナー。

「小さな会社がNO.1を作っていく5つの具体的方法」

①局地戦で戦う

②一騎打ちに持ち込む

③接近戦を行う

④一点集中主義に徹する

⑤陽動作戦を展開する

前回はこれの③まで見て来ましたので、今日はその続きです。

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④一点集中主義に徹する

これが結構キモになります。

持てる力を分散せずに、一点に集中することを、全ての戦略の中心にします。

一点集中するとは、「やらないことを決めること」でもあります。

で、一点集中すべき項目は大きく3つ。「地域」「顧客」「商品」です。

大切なのは漠然と考えないこと。

イメージ的に、都会で沢山のお客様に、いっぱいの商品を売った方が

売上が上がると考えがちですが、ランチェスター戦略ではまったく逆です。

大手に対抗するためには「狭くする」「絞り込む」のです。

具体的に想像してみます。まずは「地域」。

少し無理がありますが、例えば営業範囲を営業拠点から30分以内に絞るとします。

円で考えると、半径を2倍にすると、面積は4倍になりますよね。

半径30分以内と半径60分以内の営業範囲で考えた場合、

半径30分で営業マンが1人必要なら、60分なら4人も必要なんです。

数が多ければいいかもしれませんが、

小さな会社にとっては、とても非効率だと思いませんか?

次に「顧客」。

顧客=ターゲットの設定は、事業をする上でとても重要な要素です。

ここでも絞り込み、つまり「万人受けを狙わない」ことが大切です。

具体的に想像すると…

ひとつは、業界に特化する方法がありますね。

業界をしぼれば、仕事をやればやるほど知識が蓄積し、次の仕事にも繋がります。

例えば、専門用語ばかりの製薬メーカーのパンフレットなんて、

その知識がない普通の制作会社じゃ作れませんからね。

もうひとつは、顧客層に特化する方法です。

これもよくありますが、「20代のブランド志向のある女性」とか。

男女、年齢、収入、志向性で分けられると思います。

最後に、上位顧客に特化する方法。

既存顧客の上位顧客のなかで、まだ十分に営業しきれていない客先に特化します。

例えば、外部に100の仕事を発注しているのに、

自分の会社には5しか発注されていない、なんてキャパの広い顧客に、

差別化しながら一点集中すれば、成果が出そうな気がしますよね。

一度顧客をリスト化して整理してみましょう。

社名を見て、何ができるかを考え、接点を常にもつこと。

新規を獲得するより、既存客を大切にするほうが、効率的です。

⑤陽動作戦を展開する

弱者=小さな会社は、大きな会社に動きを知られてしまうと、

一発でミートされてしまうので、それをオトリ作成ではぐらかすのです。

テスト勉強全然してない、やばいとか言う人に限って、

バッチリ予習していて、いい点を取る、あのあるある方法です。

例えば、

コーヒー1杯100円!とチラシで訴求しておきながら、

本当の目的は1,000円のハンバーガーを売ること、って感じです。

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っと、これで「小さな会社がNO.1を作っていく5つの具体的方法」

ざっくりですが整理できたかな~と思います。

やっとです!次回からは

じゃあそうやって立てた戦略を、どう広告&デザインに活用するの?

って話をしてきたいなあ、、、できたらいいなあ、、、

ブログ面倒だなあ、、、

おなかすいたなあ、、、

眠たいなあ、、、

おやすみなさい