おはようございます。
web担当のオカザキです。
本日は終日お客さんとのゴルフ&打ち上げのため、
日曜の深夜にせっせとこの記事を書いています。
さて、今回もドローンの事例を紹介していきます。
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今回の事例は二進もやっている空撮についてですが、
PR用ではなく、被災地の空撮です。
残念なことに2011年東日本大震災、2015年9月鬼怒川水害、そして今年は熊本地震など、
日本だけでも自然災害が後を立ちません。
つい数日前も島根県で震度6弱の地震が発生しました。
自然災害の発生を止めることは限りなく難しいため、
事前準備や災害が起きた後のフォローが重要です。
災害発生後のフォローで大事なことの一つが、
迅速な交通インフラの確認です。
災害発生後、自衛隊、消防やボランティア隊などが
被災地での救助活動、避難活動支援などを行いますが、
道路状況が分からなければ、どうやって現地に行けばいいか分かりません。
車で行って、途中道路が陥没していれば迂回する必要があり、大きな時間ロスになってしまいます。
そういった被災地の状況を正確かつ迅速に把握するために、
ドローンを活用しようと取り組んでいるNPO法人があります。
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災害ドローン救援隊「DRONE BIRD」計画。
自然災害、政治的混乱等の危機的状況下で、地図情報を迅速に提供し、世界中に発信・活用することを目的としている特定非営利活動法人(NPO法人)です。
設立発起人で理事長の古橋さんは、青山学院大学の地球社会共生学部の教授で
「空間情報クラスター」というテーマを研究されているようです。
大学教授だけでなく、地図作成技術をコンサルティングする会社の代表も務められていて、
なんだかやり手の教授って印象です。
クライシスマッパーズ・ジャパンの理念では、
2011年の東日本大震災を経験し、多くの失敗と反省のもとでわかったことは、いつ、どこで何が起きても現場に必要な地図を届けなければならないことと、そのための機動性のあるチームが必要ということ。”
というメッセージが掲載されていて、ご自身の研究してきたことを社会に貢献するために
NPO法人を立ち上げたのでしょうか。
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クライシスマッパーズ・ジャパンの取り組みの一つが「DRONE BIRD」計画です。
「DRONE BIRD」では、自然災害などが発生した際に、
現地の災害状況をドローンを使ってオープンストリートマップ上に反映(マッピング)し、人命救助や支援活動のサポートを行っています。
従来の衛星を使った被災状況の確認では、時間がかかり、迅速な救助活動に支障が生じてしまいます。
しかし、ドローンを使えばより迅速に把握ができるため、
正確に操縦できるパイロットを、市民の中から育成する計画です。
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素晴らしい取り組みですね。
被災が発生しないことを祈るばかりですが、
万が一発生した場合は少しでも被災者をケアすることが重要です。
ニュースを見てても、ドローンを使った空撮映像を目にする機会が増えました。
最初に日本でドローンが話題になったのは、首相官邸にドローンが落下した事件です。
人々にドローンって危ないとか怖いみたいな印象を与えてしまいましたが、
あれは使った人間がアホなだけで本来は正しい使い方をすればとても有用なモノです。
みんなでドローンを応援しましょう。
ちょっと終わり方が分かりませんでした。
p.s
「ドローン 大阪」で19位まで上がりました。
「空撮」ってキーワードも盛り込んでいったほうが良さそうです。
それでは、また来週。