どうも!二進でデザインを担当している澤井です。(21回目)
あたたかい食べ物がおいしい季節ですね〜。
で、だんだんと、やれ忘年会だ何だってお酒の機会が増えてきます。
二日酔いも増えてきます。仕事の能率が下がります。
でも、年末進行で仕事のボリュームは増えて来ます。
そんな気合いで乗り切るしかない12月の足音がすぐそこに聞こえるので、
戦々恐々としているこの頃の澤井です。
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では、今週もいってみましょ〜【ドローンdeプロモーション】
突然ですが、ドローンの世界シェア1位ってどこの国だと思いますか?
これ、僕も知らなかったのですが意外なことにイスラエルで、
軍事用ドローンがマーケットを牽引している模様です。。
で、第6回目となる今回は、そんなイスラエルで行われた
ドローンの動画プロモーションを見てみたいと思います。
これは、イスラエルの国内最大のドラッグストアチェーンであるSuper-Pharmが、
皮膚ガンの予防を目的に、イスラエルがん協会と協同して実施した啓発プロモーション。
イスラエルは世界で最も紫外線が強く、皮膚ガンの発症率が高い国の1つだと言われています。
そんな同国では、紫外線が最も強い時間帯にはビーチに行かないよう、
「Sun Safe Hours(紫外線量が許容範囲の時間帯)」にビーチに行くことが推奨されています。
しかし、その時間帯にビーチに行っても良い場所が取れない…などの理由で、
ルールが守られていないのが実情です。
そこで、同社が実施したのが「ドローンのビーチ・ライブ中継」。
「Sun Safe Hours」の30,分前から国内で人気なビーチをドローンで上空撮影しつつ、
Facebookページでライブ動画の配信を行いました。
そのライブ動画の映像を見ると、ビーチのどこに空きがあるのかが一目瞭然!
「Sun Safe Hour」になってからでも、空いている場所を探せるようになったのです。
この動画への反響は大きく、1時間で3万回を超える再生回数を記録するなど注目を集めました。
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この事例でプロモーション展開のポイントとしてチェックしておきたいのが2つ。
1.直接的な告知ではなく啓蒙→告知
プロモーション手法を考えるとき、たいては
「どうやって商品や場所を魅力的に見せて伝えるか」を考えると思います。
しかし、扱っている商品がどこも同じようなドラッグストアでは、
他の競合店といかに差別化ポイントを探すか…かなり難易度が高いでしょう。
そこで同社が行ったのが、社会啓蒙→商品が必要だからドラッグストアへ→同店へ
Step.1 皮膚ガンの予防啓発でSun Safe Hoursの認知拡大を図る
Step.2 ビーチ行くなら日焼け止め商品がいるね
Step.3 あのドラッグストアへ買いに行こう
という社会現状やニーズをもとに、プロモーションの流れをつくっています。
2.ドローンを使ったライブ配信の可能性
たいていの動画プロモーションって、撮影して編集してカッコ良くして
場所や商品等を魅力的に伝えるように工夫されているものですが、
「ドローンを使ってライブ配信しちゃう!」ってのが新しいですね。
ライブ配信の内容も、消費者が欲している情報とマッチしています。
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ドローン空撮の特性+社会ニーズ+ライブ配信=プロモーション!
あたらしい可能性がみえますね。
動画の構成・編集・撮影の前に、プロモーションの企画から考える。
そこに、効果的なドローンの使い方を合わせて提案する。
これも、二進なら実現できちゃいます。
なぜなら、二進はクリエイティブだけでなく、広告企画も提案できるからです。(定番フレーズ)
そんな感じで。ではまた次回!